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発達障害とは
発達障害は、広汎性発達障害、ADHD、LD(学習症)が主なものであり、重なり合うところもあり、厳密に区別できるものではありません。
広汎性発達障害
自閉症、アスペルガー症候群のほか、レット症候群、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性発達障害を含みます。ここでは、自閉症、アスペルガー症候群について説明します。
自閉症
自閉症は、「言葉の発達の遅れ」「コミュニケーションの障害」「対人関係・社会性の障害」「こだわり、パターン化した行動」などの特徴をもつ障害です。3歳までには何らかの兆候がみられます。視線が合わない、1人遊びが多い、関わろうとするとパニックになる、特定の物に強いこだわりが見られたり、コミュニケーションを目的とした言葉が出ないなどといった行動特徴を示します。その名称から、「心の病気」という誤った印象をもたれがちですが、心の病気ではありません。
自閉症の人の半数以上は知的障害を伴いますが、知能に遅れがない高機能自閉症の人もいます。話す力やことばの理解、形を認識する力や状況を理解する力などの知的な能力が、社会生活をしていく上で、理解と支援が必要な状態を、精神遅滞と言います。自閉症の中でも、そのような精神遅滞を伴う場合と伴わない場合とがあり、精神遅滞を伴わない場合を、高機能自閉症といいます。具体的には、IQ70以上であれば、精神遅滞を伴わないとされていますが、IQ70~85は境界領域知能と言われることもあります。
高機能自閉症とよく似た特徴を示し、発達初期に言葉の遅れが無く、比較的言語が流暢な場合に、アスペルガー症候群と診断されることもあります。さらに、自閉症ほど典型的ではないが、自閉症としての特徴がいくつかあることを指して、非定型自閉症、または特定不能の広汎性発達障害と言うこともあります。
知的な障害や自閉症の重症度によって、呼び方が異なりますが、自閉症とアスペルガー症候群、非定型自閉症を併せて、自閉症スペクトラム障害と呼びます。最近では、症状が軽くても自閉症と同質の障害がある場合、自閉症スペクトラムと呼ばれることがあります。
アスペルガー症候群
アスペルガー症候群は広い意味での「自閉症」に含まれる一つのタイプで、「コミュニケーションの障害」「対人関係・社会性の障害」「関心のかたより、パターン化した行動」があります。自閉症のように、幼児期に言葉の発達の遅れがないため、障害があることが分かりにくいのですが、成長するにつれてはっきりすることが特徴です。
日常生活での決められたことは守ります。例えば生き物のこと、鉄道のことなど、興味があることには熱中し、極めて詳しい知識をもっていたり、特殊技能を発揮したりすることもあります。難しい言語表現を用いることもありますが、意味理解は限定されており、違った意味に取り違えることもあります。
他の人の気持ちを推し量ることが難しく、相手や場面にふさわしい言葉遣いをすることが不得手です。一方的に自分から話し続けることもよくあります。
ADHD(注意欠如・多動性障害)
ADHD(注意欠如・多動性障害)とは、年齢や発達に不つりあいな不注意さや多動性、衝動性を特徴とする発達障害で、日常活動や学習に支障をきたす状態をいいます。不注意とは集中力が続かない、気が散りやすい、忘れっぽいなど、多動性とはじっとしていることが苦手で、落ち着きがないなど、衝動性とは思いついた行動について考慮する前に実行してしまうなどの特性です。
こうした行動は小さい子供なら誰にでもみられるため、その程度や頻度が並はずれていてADHDと診断されるような場合でも、周りの人たちに障害としてみてもらえないこともあります。周囲の正しい理解が得られないと、こうした子供たちは「悪い子・乱暴者・しつけのできていない子」というような否定的な評価を受けやすくなります。「育て方が悪い」などの誤解を保護者が受けることもあります。
しかし、ADHDは育て方やしつけ、本人の努力が足りないことによるものではありません。先天的または後天的な要因で脳にある種の特性があることです。
LD(学習症)
学習症の子は、全体的な遅れはなく、遅れは特定の部分に限られています。視覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではありません(ただし、視覚障害が読字障害(ディスレクシア)を助長する場合はあり得ます)。学習症の定義は、「基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得とその使用に困難を示す様々な状態を指すもの」とされています。学童期になって集団学習が始まる頃に発見される場合が多いです。これは、発達に偏りがあり、順調に発達している部分とそうでない部分があるからです。
学習症は症候群であり、個々の学習症児・者たちが抱える問題は多種多様です。例えば、コミュニケーションや集団行動がうまく取れない社会性の問題、聞いて理解することはできるのに、教科書や黒板の字を読んで理解することが困難な読字障害などがあります。学習症は、教育分野の概念用語として定着しつつありますが、決して学齢期だけの問題として限定されません。
この障害は学習の発達性障害であって、遅れながらも徐々に獲得していくことが知られています。その回復の援助をすることが、関係者の任務となります。もし可能なら、不得手な課題について時間をかけてゆっくり学習するとともに、人間関係の持ち方を身につけていくことが望まれます。
学習上のつまずきや困難などは個々に様々であり、これらを改善するためには、個々の実態に応じた指導を行うことが必要です。その際、個々の認知能力の特性に着目した指導内容・方法を工夫することが重要です。
学習症においては読みの遅れにおいては、ひらがなの覚えが遅く、一字一字の拾い読みや間違い・省略などが多いことなどからの気づきがあります。書き方の遅れなどでは、いわゆる鏡像文字であるひらがなを裏返し書き、漢字の書き方をいつまでも間違って、なかなか覚えられないなどが顕著です。このことは、視覚的にも聴覚的にも文字や意味を結びつけ認識することが困難であることが推測されます。
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