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[発達障害を生き起こす原因]
序論
通常の発達過程を経ることができにくい子どもは確かに存在しています。こうした子どもたちはなぜそうなのでしょうか。
「アバロンの野生児」は、発達の生物学的基礎に問題がないだけでなく、人間的・文化的環境の中で、人間的・文化的活動を行わなければならないことを教えるものです。遺伝子に組み込まれた成熟プログラムだけでは通常の発達過程は到底不可能なのです。
・遺伝子・染色体の異常
障害がいわゆる遺伝によって生じることが少なくないことは否定できません。
遺伝子レベルの障害がなぜ知的障害まで結びつくかについては、十分に明らかにされていません。一般的には、遺伝子レベルでの障害が、生体の生化学的過程に影響し、これが脳・神経系の構造や機能に影響し、その結果として、心理的障害に結びつく、と考えられています。
例として、フェルニールケトン尿症をとりあげます。遺伝子の異常によって、フェニールアラニン水酸化酵素が著しい活性低下をきたし、フェニールアラニンからチロシンができるアミノ酸の正常分解過程が阻止され、フェニールアラニンが細胞内に異常蓄積してしまいます。そしてフェニールアラニンは正規の過程でないルートをとうって、フェニールケトンになり、尿の中に大量放出されます。こうした体内の生化学的反応の異常が神経系のはたらきに重大な影響を及ぼし、放置すれば思い知的障害をもたらしてしまうのです。
・妊娠期・周産期・新生児期及び出産後の障害原因
妊娠期・周産期・新生児期及び出産後の時期において、何らかの「外因の侵襲」があって、それが脳・神経系をはじめとする諸器官の構造と機能の分化・形成に打撃を与え、結果として正常な発育・発達が妨げられることがあります。
こういった時期における外因で、知的障害をきたす可能性があるものを大まかに分類すれば、感染症や炎症、薬物・毒物による中毒、栄養障害や代謝異常、物理的損傷などに分けることができます。
外因の侵襲時期は重要である。一般的に、外因の侵襲時期が早いほど子どもに与える影響は深刻になると言われています。このことは、次期が早いほど、細胞や器官の分化の速度が速いからです。
・環境及び個体的活動・経験の要因
生物学的基礎があってはじめて心理が生み出されることは疑いない。しかし、それだからといって、生物学的なものが心理をすべて決定してしまうわけではありません。
これについて最も典型的に説明されているのが言語です。生物学的な言語発達の基盤の上に、それが日本語になるのか、英語になるのか、はたまた他の言語になるのかは、まさに身が置かれた環境に依存するのです。
人間は、環境に対してはたらきかけ、よりよい適応者になれるように活動を続け、その過程で、心身を変化・発達させていくのです。ここで活動とは、単に動くだけの活動ではなく、自己の生存・生活にとって意味のある活動であって、はじめて自分をとりまく環境の中でよりよい適応者として発達していくものと思われます。
環境や活動・経験の要因が重要であると言っても、普通の母親の子育てのまずさ程度では、深刻な障害をきたすとは考えがたいのです。
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