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最近の乳児研究の発展とともに、自己意識の発達について発生的な側面に関心が持たれるようになってきました。これまでは、生後間もない子どもは、自己に対する明確な意識は持っていないと考えられてきました。しかしながら、以前考えられていたよりも外界に対して能動的に働きかけ、また応答する能力をもって生まれてくるという証拠があげられているのです。生後2ヶ月ころから養育者との間で間主観的な相互作用を行っているといわれています。自己意識の発達が他者との関係をとうして形成されるのであれば、初期段階のコミュニケーション活動の中にその源泉があると言えます。
1.自他未分化の時代
生後しばらくは、自分と他が別れていない自他身分化な状況にあると一般的には言われていますが、ワロンは、この時期の他者との一体感こそが、その後の自他分化の基礎になるとしています。この一体感においては、模倣を通しての相互交渉があり、これが乳児の社会的認知の出発点であるとの主張もあるのです。いずれにしても、この段階からミラーニューロン(ものまね神経細胞)が関与しているのです。
2.実在的自己意識の成立の時代
生後4ヶ月から8ヶ月にかけての乳児は、いわば身体的自己(物理的自己)とも呼ぶべき自己を感じていると想定されています。
3.鏡像的自己の成立の時代
1歳半以降、鏡像認知が成立してくるのです。例として、鼻に色の印をつけられた子どもが、前に鏡を置かれたとき、1歳半以前では鏡を指さすだけであるが、1歳半をすぎると自分の鼻を触るようになります。また、はにかみやはじらいなど、自分を意識した情動も観察されるようになります。
コミュニケーションの源泉である自他意識に遅れがみられることに、発達障害が関わっていることもしばしばあるのです。
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