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発達障害を助長する要因の1つに電子ゲームがあります。
特に、発達障害の右脳優位傾向は、ゲームの映像との相性が良く、ゲームには特に注意が必要です。それでなくとも、現代のゲームに組み込まれた非常に複雑な報酬構造は、ユーザーに少しでも長くプレイさせるために仕組まれたものなのです。ゲーム開発企業が人々をはまらせるのに使うテクニックの1つはユーザーインタフェースのデザインであり、デザインによってユーザーを興奮させ、ドーパミンを脳に放出させるのです。定期的にユーザーをやる気にさせるような環境をデザインするわけです。そしてデザインを改良していき、最もユーザーを長くプレイさせる報酬と罰のコンビネーションをつきつめます。ゲームは、プレーヤーを可能な限り長く楽しませるように、細かな点まで気を配って製作されます。
そして、高度なソフトウェアを駆使して、あらゆるユーザーがそれぞれゲームで何をしているかをモニタリングしています。ユーザーがリアルタイムのデータを山のように提供してくれるのです。人工知能がビッグデータを解析して、最も儲かるゲーム構造に自己変革する、自己増殖するという、恐怖がなにげない形で子供たちにしのびよっているのです。時代の花形分野であるデータサイエンスが新たな恐怖を生み出しているのです。わざとユーザーを病みつきにするように製品をデザインしていることは、業界でも知られていることです。人は偶然ゲームに病みつきになりはしません。全ては開発者の戦略です。
デジタルテクノロジーは、自閉症スペクトル障害を悪化させ、また、子供たちの間に注意欠陥症状を増加させています。テクノロジーの進歩が加速すれば、依存症が生み出される速度も加速します。欲望を刺激するのは、私たちの脳の原始的かつ無防備な部分だからです。
よくあるアドバイスに「ゲームをうばってはいけない」ということを聞きます。「ほおっておけば、底をついたときに自分で立ち直る」、こういったアドバイスがテンプレートのように繰り返しなされていることをよく耳にします。そうでしょうか。それでは、なぜそれなりの年齢に達しているニートが存在するのでしょうか。ほおっておけば、日本の社会システムの中で受け入れてもらえる口をなくし、取り返しのつかないことになるのではないでしょうか。日本の社会は、年齢制限が多々存在しており、また、人材の流動性も悪い社会です。ほおっておけばフリーターの口もなくなります。取って代われる若い労働人口が大量に存在しているからです。生来なまけものでニートになっている場合もあるとはいえ、文明の最先端機器がニートを造り出していることも間違いありません。
スティーブ・ジョブズに関する、New York Timesのコラムを紹介しましょう。
2011年に亡くなったスティーブ・ジョブズといえば、最先端技術の代名詞とも言える人ですが、子育てにおいては、子どもたちがデジタル機器に触れる時間を厳しく制限していたそうです。ジョブスは、我が子のハイテク機器利用時間が増えることを心配していたのです。
iPhoneやiPadは子ども達にとって非常に魅力的です。これら手のひらサイズの機器は最先端のおもちゃともいえます。しかし、こうした超便利な助っ人に感謝する前に、それらの機器が子供たちに及ぼす潜在的な害について心配すべきなのではないか。ジョブスはそう考えていました。テクノロジーに関して本能的な才能があったが、親としてはローテクを貫き、子供たちの電子機器の利用を厳しく制限すべきだと固く信じていたのです。
ケースバイケースとはいえ、「ゲームをうばってはいけない」「ほおっておけば、底をついたときに自分で立ち直る」といったアドバイスが基本的にはいかに不適切なものであるかお分かりいただけると思います。ゲームについては、スティーブ・ジョブズが最も良く知っていたのですから。
よくゲームの良い面と悪い面が議論されていますね。医学的な観点から、ある分泌物が増えるので良いといった議論もあります。しかしながら、良い面については、なにもゲームとしてではなくそれに代わるものはいくらでも存在しています。反射神経を磨きたければスポーツをすればよいのです。ゲームで特殊能力を有するサイボーグでも育成したいのでしょうか。教育は人間が有する能力を自然な形で育成すればよいのです。またゲームに内在するトレーニング的ファクタは、それ自身として教育機器としてくくり出せばよいのです。良い面が内在していたとしても、商業主義の”病みつきを大量に発生させる”弊害に埋もれてしまうといえるのです。しかも、初期とは違って、人工知能を応用した最先端のデータサイエンスを駆使した脳の乗っ取りが行われているといっても過言ではないのです。世界中の高度の知能が脳の乗っ取りに費やされているのです。IT事情に精通せずに、ゲーム初期からの思い込みからの発言がなされていることも適切とは思えません。
発達障害を扱う上で、多くの分野の連携を図れる機関がいかに必要であるか、お分かりいただけると思います。
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