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発達障害評価
元々、発達障がいから出発したモンテッソーリ教育においては、子供の発達傾向をおさえておくことは重要です。ただし、以下はあくまで参考データとして位置づけるべきです。
発達障害い評価にはWISCを代表とする知能検査が使用されています。WISCは、ウエクスラーが考案した一連の知能検査の1つで、学齢児(5~16歳)に使用される代表的な知能検査であり世界中で使われています。知的能力の機能を分析的な視点からとらえようとするものです。知的発達の状態をプロフィールで表示し、分析的に診断する優れたアセスメントツールです。知能を「目的的に行動し、合理的に思考し、能率的にその環境を処理しうる総合的・全体的能力」と定義しています。
知能の個人内差すなわち得意不得意の特徴を把握できることから、発達障害の評価に広く活用されています。また、結果の解釈においては、言語理解(VCI)、知覚推理(PRI)、ワーキングメモリー(WMI)、処理速度(PSI)という4つの指標得点および全検査IQ(FSIQ)が指標となります。知能検査では数値が注目されがちですが、実際には数値だけでは正しい把握にたどりつけないことが多く、観察や背景情報と照らし合わせてみる必要があります。さらに、知能検査が人間の能力を全て測定できるものではないことからしても、あくまで参考データとして見ておくべきです。なお、幼児(1才~4歳)には、田中・ビネー知能検査がよく使用されます。
WISC知能検査
ウエクスラーの知能検査は、知的発達の状態をプロフィールで表示し、分析的に診断する優れたアセスメントツールです。知能を『目的的に行動し、合理的に思考し、能率的にその環境を処理しうる総合的・全体的能力」と定義しています。
言語性IQ(VIQ)、動作性IQ(PIQ)のパターンに着目し、支援の参考にするのが基本となります。
パターンA
[特性]
・視覚的な記憶は得意
・形を正確にとらえることは得意
・形の操作は苦手
・空間的な情報の把握は苦手
・聴覚的な処理は苦手
・言葉の理解は苦手
[指導方法の例]
・課題の内容を明確にする
・視覚的なことを手がかりとする
パターンB
[特性]
・視覚的な記憶は得意
・言葉の理解は苦手
・言葉の操作は苦手
・絵や図の理解や操作は苦手
[指導方法の例]
・課題の内容を明確にする
・覚えるべき内容は、簡潔に分かり易く伝える
パターンC
[特性]
・形の操作は得意
・空間的な情報の把握は得意
・視覚的な記憶は苦手
・聴覚的な処理は苦手
・言葉の理解や操作は苦手
[指導方法の例]
・視覚的なことを手がかりとする
・具体物を使用する
・覚えるべき内容は、体験と結びつける
パターンD
[特性]
・言葉の理解は得意
・言葉の操作は得意
・聴覚的な記憶は苦手
・視覚的な記憶は苦手
・絵や図の理解は苦手
[指導方法の例]
・ことばで定義づける
・ことばで説明を加える
・覚えるべき内容は、意味づけにより覚え易くする
パターンE
[特性]
・関連性の理解は得意
・類推は得意
・言葉の理解は得意
・言葉の操作は得意
・形の操作は得意
・空間的な情報の把握は得意
・聴覚的な記憶は苦手
・視覚的な記憶は苦手
[指導方法の例]
・ことばで定義づける
・ことばで説明を加える
・視覚的なことを手がかりとする
・具体物を使用する
・覚えるべき内容は、意味づけにより覚え易くする
パターンF
[特性]
・形を正確にとらえることは得意
・視覚的な記憶は得意
・言葉の理解は得意
・言葉の操作は得意
・形の操作は苦手
・空間的な情報の把握は苦手
・聴覚的な記憶は苦手
[指導方法の例]
・ことばで定義づける
・ことばで説明を加える
・覚えるべき内容は、意味づけにより覚え易くする
パターンG
[特性]
・視覚的な記憶は得意
・形の操作は得意
・空間的な情報の把握は得意
・視覚的な記憶は苦手
・言葉の理解や操作は苦手
[指導方法の例]
・視覚的なことを手がかりとする
・具体物を使用する
・覚えるべき内容は、簡潔に分かり易く伝える
パターンH
[特性]
・形を正確にとらえることは得意
・視覚的な記憶は得意
・継次的に処理することは得意
・関連性の理解は苦手
・類推は苦手
[指導方法の例]
・課題の内容を分かり易く提示する
・順を追って説明する
パターンI
[特性]
・形の操作は得意
・空間的な情報の把握は得意
・聴覚的な処理
・言葉の理解は得意
・言葉の操作は得意
・視覚的な記憶は苦手
[指導方法の例]
・ことばで定義づける
・ことばで説明を加える
・視覚的な手がかりを用いる
・具体物を使用する
・覚えるべき内容は、意味づけにより覚え易くする
・巧緻性を伴う課題への支援を行う
パターンJ
[特性]
・言葉の理解は得意
・言葉の操作は得意
・視覚的な処理は得意
・絵や図の理解や操作は得意
・視覚的な記憶は苦手
[指導方法の例]
・ことばで定義づける
・ことばで説明を加える
・視覚的な手がかりを用いる
・具体物を使用する
・覚えるべき内容は、意味づけにより覚え易くする
・聴覚的な記憶を必要とする課題への支援を行う
パターンK
[特性]
・視覚的な処理は得意
・言葉の理解や操作は得意
・形を正確にとらえることは得意
・視覚的な記憶は得意
・形の操作は苦手
・空間的な情報の把握は苦手
[指導方法の例]
・ことばで定義づける
・ことばで説明を加える
・順を追って説明する
具体物を使う
パターンL
[特性]
・視覚的な処理は得意
・絵や図の理解や操作は得意
・聴覚的な記憶は得意
・言葉の理解は苦手
・言葉の操作は苦手
[指導方法の例]
・視覚的な手がかりを用いる
・具体物を使用する
・覚えるべき内容は、簡単なことばで分かり易く伝える
パターンM
[特性]
・聴覚的な処理は得意
・ことばの理解は得意
・言葉の操作は得意
・視覚的な処理は苦手
・絵や図の理解や操作は苦手
[指導方法の例]
・ことばで定義づける
・ことばで説明を加える
・順を追って説明する
パターンN
[特性]
・視覚的な処理は得意
・絵や図の理解や操作は得意
・聴覚的な処理は苦手
・言葉の理解や操作は苦手
[指導方法の例]
・視覚的な手がかりを用いる
・具体物を使用する
田中・ビネー式知能検査
ビネーにより開発された知能検査が最初の知能検査法です。ビネーは、知的に遅れている子供をどのように教育するのが望ましいのか、という問題を手掛け、そのための教育には、子供の知能を客観的に測定できる方法が必要であると考えたのです。知的障害の子供から出発している点は、モンテソーリと似ていますね。
田中・ビネー式知能検査は、ビネー式知能検査を基にしたものであり、1歳児以前の発達状況に関する検査も行うことができるようになっています。次に1歳級の検査問題に始まり、年齢の上昇に伴い、問題の難易度が高くなるように構成されています。現行の田中・ビネー式知能検査Ⅴでは、1歳級の問題から13歳級までの問題と、それ以上の年齢段階に対応した成人用問題により構成されています。
検査は、検査者の生活年齢(実際の年齢)に相当する問題から始めます。そして、年齢級の問題の成績に応じて、精神年齢を算出します。知能指数は、精神年齢÷生活年齢×100で算出されます。
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