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モンテッソーリ教育における運動の発達においては、運動を随意運動と不随意運動に分けており、さらに随意運動を粗大運動と微細運動に分けています。以下、微細運動でスピードや正確さが増してくることと関係している髄鞘化について説明します。
まず、脳の働きとニューロン(神経細胞)について説明します。脳の働きとは、つまるところ電気信号の伝播です。電気信号は脳内の化学反応によって発生します。ニューロン(神経細胞)は、神経系の構造的・機能的単位です。ニューロンには、神経細胞体と軸索、樹状突起が含まれます。1つのニューロンの軸索が他のニューロンの樹状突起に接続されています。すなわち、樹状突起がインプットであり、軸索がアウトプットです。軸索とは、神経細胞体の興奮電気信号を伝える電線のようなものです。髄鞘(ミエリン)とは軸索の周りにつく脂質であり、電線コードのビニールの部分のようなものです。(完全には被覆していないが)
ここで、なぜ髄鞘ができるのかについて説明しますと、電気信号が外に逃げないようにして、ニューロン間をつなぎ、ニューロン間に電気信号が高速に流れるようにするためです。すなわち、髄鞘化(ミエリン化)とは、軸索に脂肪のようなものが巻きついて情報が漏れないようにカバーすることです。軸索の髄鞘化(ミエリン化)は、つながったニューロンの間を信号がスムーズに伝わるようになされます。ニューロン同士が単につながればそれで何かできるということではありません。つながったニューロンの間に電気信号が流れることによって初めて、さまざまなことができるようになります。たとえば、物をつかむためには、それに関わるニューロンが何億個とあり、それらがつながって、そこに信号が瞬時に流れるようになって初めて可能になります。何故生まれた時は神経系が未熟なのか。それは、口の回り(吸う・飲み込む・泣く)以外、髄鞘化(ミエリン化)が進んでいない為です。
髄鞘化(ミエリン化)が進む方向は、上(頭)→下(足先)へ、中心→外へ(周辺部)です。脳の成熟は、脳神経線維の「髄鞘化」と関係しています。筋肉の髄消化についてですが、筋肉ニューロンの髄消化筋肉に運動の指令を出すのは実際には「第1次運動野」と呼ばれる部分です。そのニューロンは誕生ごろに髄鞘化し始め、2年以上続きます。その際には、①身体の中心から周辺部へ、②運動野の皮質の底の方から上方へ、腕→足という順番で髄鞘化されます。
髄消化が発達の早い段階でなされることを考えると、発達障害の予防という観点からも、できるだけ早い時期に脳の発達プロセスと整合のとれた、感覚統合教育が行われることが望ましいといえます。
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